止まらない個人情報の漏えい2

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC1881X0Y3A410C2000000

また個人情報が漏洩してますね。

システムメンテナンス用に設置していたネットワーク機器の脆弱性を突いた不正アクセスとのことで、要はネットワークを潜り抜けてサーバーの中へ入れれば個人情報を含むDBデータはそのまま平文で保管されていたということなのだと思います。

透過的DB暗号化を使っていたとしてもサーバーにログインできてしまえばDBへのログインも大抵は時間の問題で、この方式の暗号化はただのプラシーボです。

本当に対策するならGDPRの仮名化や改正版個人情報保護法の仮名加工情報の方式を導入して、しっかりSQLレイヤでも暗号化された状態にして、これを復号するなら別サーバの秘密鍵がないと不可能にしておかないとダメです。

そうしておかないと不正な第3者だけでなく、退職者やステークホルダによる内部リークも許してしまいます。

こういうセキュア対策は大手であってもなぜかファイアウォールやトンネルサーバ、透過的DB暗号化のようなネットワークやミドルウェアで間接的に対策するだけで、ちゃんとデータ自体を暗号化できているところはまだまだ少ない印象です。

保険をかけていたとしても公になった漏洩の事実は消せません。

自分の会社だけは大丈夫と変なバイアスに依存せず、今一度、それらのデータが漏洩した場合、自身の会社に何が起こるのかをしっかりイメージして、然るべき未然対策を導入しましょう。

暗号化/復号化のオーバーヘッドも今はそれほどたいしたことないですよ。

シンキロウ

https://synclaw.jp