googleコードが2016年1月に廃止されます。
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1503/13/news055.html

これに伴い、内部でgoogleコードを使っているライブラリは順次入れ替えをおこなっていくと思われます。

さっそく、ajaxzip3という便利な住所検索ライブラリがあるのですが、これが入れ替えをおこなったようで、ajaxzip3を導入していたアプリケーションがあちこち動かなくなるという手に汗握る展開となりました。
https://github.com/ajaxzip3/ajaxzip3.github.io

弊社はいろんなところでこれを使っていたので、影響が大きいです。
ほとんどは瑕疵担保期間を過ぎているはずですが、それでもクライアントさんには知らせてあげようと、いろいろと過去の納品物を調べています。

しかし大変です。

言ってしまうと、これは始まりの序章に過ぎず、他にもライブラリ内でgoogleコードを使っているものがあれば、順次こういった現象が顕在化していくのではないかと思われます。
路線検索とか最寄駅検索、緯度経度検索とかのライブラリも使っているのですが、大丈夫でしょうか。

弊社は過去にウェブAPIの仕様変更による打撃を思い知ったので、jsやcssなどもhttp経由では使わず、極力そのときの最新バージョンを落としてきて仕込むようにしているのですが、それでもそのソースが内部で外部ファイルの読み込みをおこなっていたら、太刀打ちできません。
googleマップのような外部ファイルにせざるを得ないものであれば、バージョンを指定して、アップデートの影響で後方互換損失による挙動が変わるような事態を極力避けています。

それでも今回の事態を招いてしまいました。

開発会社に依頼してWEBアプリケーションを制作していただいたことがある方も、郵便番号を入力すると自動で住所が補完されるような機能を導入されている方は、今でも動くかどうか試してみた方がいいかと思います。

同業の方も、あちこちのクライアント様から動かなくなってるんだけど、という声が届いてくるかもしれません。ご注意くださいませ。